大阪府立高校でいじめ・不登校事案、第三者委員会の報告書を公表

 大阪府教育委員会は6月12日、府立高校で男子生徒が不登校になったのはいじめが原因だとする第三者審議会の調査報告書を公表した。

報告書で指摘された内容

 報告書では、事件のあった学校名や、学校の大まかな所在地域などは非公表とされた。また、いじめの内容について、日時や詳細な内容は非公表としている。

 報道によると、関係者からの話として、生徒は2015年11月頃に、同級生からツイッターなどで中傷と受け取れる発言を受けたとしている。

 本人や関係生徒への聴き取り、当該校でのアンケートの結果をもとに、いじめを認定した。

 また学校側については、対応する機会が何度もあったにもかかわらず、事実確認や加害生徒への指導など積極的な対応をしなかったとして、いじめについての「基本的知識・理解が決定的に欠けていたと言わざるを得ない」と指摘している。

いじめ対応の不十分さ

 公開された報告書は黒塗りや非公開の分が多いとはいえども、いじめに対する対応が不十分だったということが読み取れる。

 いじめは、被害生徒にとっては人生を左右されないほどの不利益をもたらしかねない、重大な問題である。学校側もそのことを念頭に置いて対応していくべきである。