日大教職員組合が記者会見:署名に学校法人側が報復人事?

 日本大学の教職員組合は6月11日に会見を開き、田中英寿理事長の辞任などを求めた「要求書」に賛同する教職員からの署名752人分を集めたことを公表した。

 日大では、アメフト部の悪質タックル問題や、大学の語学担当非常勤講師の大量雇い止め問題などが発生している。

 教職員組合では5月に「要求書」をとりまとめて提出し、引き続き賛同の署名を集めていた。

学校法人側からの報復?

 しかし、趣旨には賛同するが、学校法人側からの報復をおそれて署名できないとする意見も寄せられたことも明らかにしている。

 実際に「報復」とみられる措置として、附属高校の教員が、東京・世田谷から山形県に配置換えさせられた事例もあったという。

学園運営の民主化が求められる

 選手に対して試合出場権などをちらつかせながら暴力的なタックルを迫ったとされる、日大アメフト部の内田正人前監督は、学校法人では人事部門のトップでもあった(6月11日付で人事部長辞任)。また日大危機管理学部での語学非常勤講師の大量雇い止め問題にも関与しているとみられている。

 経営陣の経営方針への疑問や改善要求に対して、人事を盾にした報復などがあるとすれば、とんでもないことではないか。

(参考)
◎日大“報復”の一例、世田谷から山形へ「配置換え」 教職員組合が明かす(デイリースポーツ 2018/6/11)