日大アメフト部、2017年にはコーチの暴力事件・集団退部も

 日本大学アメフト部で2017年、コーチの暴力事件があり、部員約20人が集団退部していたと指摘されている。

 JNNニュース(TBS系)が報道している。

事件の経過

 JNN2018年5月28日配信『日大アメフト新証言“コーチの暴力”で大量退部』によると、複数の関係者の証言として、経過は以下のように報じられている。

 2017年初め頃、同部のコーチが部員の学生を殴り、耳の神経を麻痺させてしびれが出るなどのケガを負わせた。

 しかし大学側は、部内ではこの部員のケガを「練習中の事故による脳しんとう」と説明し、コーチの暴力の事実を隠蔽しようとした。

 また部関係者によると、コーチらによる暴力・パワハラは日常茶飯事だったという。

暴力体質の表れか

 日大アメフト部では2018年5月、日大選手が対戦相手の関西学院大学の選手に対して反則タックルをおこないケガを負わせた問題が発生した。監督やコーチが当該部員に対して、試合出場権などをちらつかせながら、相手をケガさせるような反則タックルを指示し、事実上強要したとされ、社会問題化している。

日大アメフト部反則プレー事件:日大の当該選手が記者会見
 日本大学と関西学院大学とのアメリカンフットボールの試合で、日大選手が関学選手に対して背後からタックルをかけるラフプレーをおこない、関学選手を負傷させたことが問題になっている。この問題では、日大監督が選手に反則を指示したと指摘されてきた。 ...

 反則タックル事件が発覚後、日大の指導体制には疑問が呈されている。

 さらにコーチの暴力事件が発覚したということは、反則タックル事件に至る経緯として、日常的な暴力・パワハラでの「指導」体質があったことをうかがわせるような形にもなっている。

 こういう暴力体質は、徹底的に断ち切らなければならない。