いじめ訴訟で開示求められた学校日誌、請求直後に廃棄:京都・福知山市

 『京都新聞』2018年5月23日付によると、京都府福知山市の中学校でのいじめ訴訟に関連して、被害者側が開示を求めていた学校日誌を、開示請求直後に学校側が廃棄したことがわかったと報じている。

事件の経過

 『京都新聞』2018年5月23日『いじめ係争中、学校日誌を廃棄 京都、開示請求2カ月後』によると、経過は概略、以下のように記されている。

 福知山市立南陵中学校でいじめを受けたとして提訴した元生徒側は、訴訟の関連資料として、2012年度の学校日誌などの情報公開を、2018年2月14日付で請求した。

 しかし情報公開条例で定める期間内に開示されなかった。生徒側が問い合わせると、市教委は2018年5月10日、「2018年3月末に廃棄した」とする返答を寄せた。日誌の保存期間は5年で、期間に達したために学校側が当該年度の年度末に廃棄したとしている。

隠蔽工作か

 市教委側は「正規の手続き」としている。

 一方で生徒側は、情報公開請求の直後に廃棄していたことについて、隠蔽工作を疑っているという。

 これは確かに、いじめに関して、学校・市教委にとって不都合な資料を隠すための隠蔽工作の可能性が高いと見なさざるをえないだろう。

 事実に近づくための手立てを困難にさせかねない行為でもあり、ひどい話である。