運動部でいじめ、顧問も不適切行動:北海道立高校

2018年5月21日

 北海道立高校の運動部でいじめがあり、顧問が被害生徒を侮辱するなどの不適切な対応も加わり、被害生徒がうつ病を発症して転校を余儀なくされていたことがわかった。

 北海道教育委員会の道いじめ問題審議会が、4月12日に公表した。

事件の経過

 報道によると事件の経過は、大筋で以下のようなものだという。

 生徒は所属する運動部で「キモい」「死ね」などの暴言を受けたり、同じクラブの部員から無視されるなどのいじめを受けた。

 顧問教諭もこの生徒の容姿を侮辱する発言など、生徒へのいじめをエスカレートさせるような行動をおこなっていたとされる。また保護者が顧問にいじめ被害を訴えた際には、いじめを否定するような発言をおこなった。

 被害生徒は2017年に北海道教育委員会などにいじめ被害を訴え、いじめ問題審議会が調査をおこなっていた。

 審議会では、被害者の特定を避けるとして、学校名や道内の詳細な地域名、生徒の学年・性別、所属していた運動部の部活動名といった情報については、非公開にした。

教師もいじめに加勢した形に

 いじめ問題審議会の認定通りだとすれば、この教諭はいじめを把握していながらそのまま放置したどころか、一緒になっていじめをあおるような言動をおこなった、さらには保護者からの苦情に対して嘘を言ったということになる。

 これはとんでもないことではないか。

 被害者は体調を崩し、転校を余儀なくされるなど、重大な影響が出ている。いじめ問題を軽く考えてはいけないし、教師がいじめをあおるなど全くの論外である。

(参考)
◎いじめ受けた生徒かばわず部活顧問が容姿侮辱(読売新聞 2018/4/13)