富山県立高校、4校で生徒の髪の毛を切るなどの生徒指導

2018年5月21日

 富山県立高校4校で、教諭が生徒の髪を切るなどの不適切指導をおこなっていたことがわかった。

 富山県教委が3月22日に発表した。

 富山県立水橋高校(富山市)で、「服装指導」「校則違反」として生徒の髪を切る指導があったことが2018年2月に発覚した。富山県教委は、他校でも同様の事例がなかったかどうかを調査していた。

 県教委の調査によると、2015年4月以降、水橋高校のほか、富山北部高校(富山市)、富山工業高校(富山市)と上市高校(上市町)の計4校で、同様の事例が確認された。関与した教員は4校で計12人。被害に遭った生徒は計96人だった。

 また水橋高校については、2018年2月の発表時点では生徒44人が髪を切られたとしていたが、被害にあった生徒が新たに2人確認され、46人だったこともわかった。

 「頭髪指導」「校則違反」などと称して生徒の髪の毛を切ること自体、重大な人権侵害ではないか。このような「指導」を正当化させるような風潮があるということ自体、とんでもないことである。指導のあり方についても、根本から考え直す必要がある。