広島市立五日市観音中学校生徒自殺:生徒へのいじめあったと発表

2018年5月21日

 広島市立五日市観音中学校(佐伯区)3年の女子生徒が2017年7月、いじめ被害を示唆するようなメモを残して自殺した。この問題を調査していた第三者委員会は2月5日、この生徒が別の複数の生徒から「死ね」と暴言を受けたことや、傘でたたかれるなどのいじめを確認したと発表した。

 生徒は2017年7月24日朝、校内で倒れているところを教職員に発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。校舎4階に生徒のカバンが残されていたことなどから、校舎から飛び降り自殺を図ったとみられている。生徒は「またいじめが始まった」「これ以上限界」などと書いたメモを残していた。

 学校側によると、生徒は2年の時に担任にいじめ被害を訴えていたという。その後の学校側の調査で7件のいじめを確認した。学校がいじめと認定した内容以外にもいじめがあったと思われるような証言などもあり、第三者委員会が調査をおこなっていた。

 自殺した生徒へのいじめがあったことが確認され、またいじめが自殺の引き金になった可能性が高いということにもなる。いじめの内容についてよりていねいに事実関係を調査するとともに、いじめと自殺との因果関係についてもきっちりと判断していく必要があるのではないか。

(参考)
◎広島市中3自殺で、同級生から悪口や暴力(共同通信 2018/2/5)
◎「またいじめが始まった」「これ以上限界」…広島・中3死亡、第三者委がいじめの調査結果発表(産経新聞 2018/2/5)