「体罰」への抗議に逆上、さらに暴力重ねる:神奈川県立高校

2018年5月21日

 神奈川県教育委員会は2月1日、修学旅行中に生徒へ暴力行為を加えたとして、神奈川県立岸根高校の男性教諭(56)を減給3ヶ月の懲戒処分にした。

 教諭は2017年9月29日夜、修学旅行先の沖縄県那覇市の宿舎で、消灯時間後に部屋から出ようとしたとして2年生の男子生徒を殴るなどした。

 生徒が暴行に抗議すると、教諭はさらに生徒の腕などを殴る暴力行為を重ねたという。

 生徒は手のひらや右手の甲などが腫れるなどしたが、特に治療を要するほどではなかったという。

 この教諭は2000年にも「体罰」で懲戒処分を受けた前歴があると指摘されている。2000年の処分後も、たまたま発覚しなかった・処分に至らなかっただけで、「体罰」・暴行・人権侵害に頼る「指導」を重ねていた可能性もあるのではないかともうかがわれる。

 この事件の個別の問題だけにとどめるのではなく、この教諭のかねてからの指導方法にも問題はなかったのかについても検討し、再発防止策を検討していく必要があるのではないか。

(参考)
◎殴られた生徒「体罰だ」…男性教諭、さらに殴る(読売新聞 2018/2/2)