新潟県立高校いじめ事件・動画ネット流出:当該校が記者会見

2018年5月21日

 新潟県立高校で、女子生徒2人から男子生徒へのいじめ行為があり、その様子を撮影した動画がネット上にアップされた問題で、新潟県教委と当該校は1月26日に記者会見を開き、いじめの事実関係を認めた。

 当該校の調査によると、事件は1月19日午後に発生した。教室の席に座っていた男子生徒に対し、同学年の1人の女子生徒が近づいて、生徒の顔面に生理用品のナプキンを貼り付けた。別の女子生徒1人がその様子をスマートフォンで撮影し、動画を「インスタグラム」にアップした。

 学校外部の人がその動画に気づき、当該校を特定して1月20日に学校に連絡を入れた。

 学校側は全校生徒へのアンケート調査や当該生徒への聴き取りをおこない、女子生徒2人による男子生徒への行為を確認した。またそれらの行為をいじめと判断した。

 女子生徒2人は「反応が面白かったので動画を撮った」などと話したという。被害に遭った男子生徒は、カウンセリングを受けながら登校を続けているという。

 女子生徒らのした行為は悪質ないじめ行為である。動画で記録されているいじめ行為そのものが悪質であるし、動画をおもしろ半分に自ら公開したのも問題である。

 また事件は偶発的に起きたものではなく、被害に遭った生徒へのいじめは以前からあったのではないかとも思われる。日常的ないじめがあったのかも含めて、被害生徒の立場でていねいに対応する必要がある。

(参考)
◎女子高生2人が男子いじめ 動画サイトに投稿し発覚(日刊スポーツ 2018/1/26)
◎“いじめ動画”ネットに流出 学校が会見 新潟(テレビ朝日 2018/1/27)